DJI mic mini とは?

ガジェット

1. DJI Mic Miniとは — 基本概要

  • 製品:DJI Mic Mini(2 TX + 1 RX + 充電ケース) など、2トランスミッター+1レシーバー構成キットが主力。
  • メーカー:DJI(Osmo Audioライン)  
  • 価格:日本での希望小売価格は 24,200円(2TX + 1RX + ケース版)。  
  • 発売日:2024年11月26日に、正規代理店を通じて国内販売開始。
  •  Amazon価格:16500円(少し前に安くなりさらにセールでもっと安くなる)
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2. 主な特徴・スペック

(1) 超小型・軽量

  • トランスミッター(送信機)は わずか10g と非常に軽く、小型で目立たない。  
  • 取り付け方法も多彩:クリップ式、マグネット式、ストラップなどがある。  

(2) 長時間バッテリー

  • トランスミッター:最大 11.5時間 の連続使用可能。  
  • レシーバー(受信機):最大 10.5時間。  
  • 充電ケースを使えば さらに 3.6 回分(合計で約 48時間) の運用が可能。  
  • また、5分の充電でリアルタイム使用を 60 分可能という高速充電機能あり。  

(3) 伝送性能

  • 最大伝送距離は 400メートル をうたっており、安定性が高い。  
  • 周波数帯:2.400~2.4835GHz。  
  • Bluetooth 5.3 にも対応。  

(4) 音質・ノイズ制御

  • 無指向性マイクを採用し、自然な音の取り込みが可能。  
  • “2 段階アクティブノイズキャンセル”機能を持っており、静かな場所にも騒がしい場所にも対応。  
  • **自動制限(オートリミッター)**機能付き。大きな音が入っても音割れ(クリッピング)を抑える。  

(5) 接続/互換性

  • レシーバーは USB-C / 3.5mm TRS / Lightning(アダプタ) 接続に対応。  
  • OsmoAudio™対応機器(たとえば Osmo Pocket など)には、トランスミッター単体(RXなし)で直接接続可能。  

(6) サポート環境

  • DJI公式サポートページがあり、マニュアル・FAQ・使い方動画が提供されている。  

3. メリット(良いところ)

  • 携帯性が非常に高い:10g の軽さは収録時のストレスを大きく減らす。
  • 長時間稼働:1日中使ってもバッテリー持ちを気にしなくてよい構成。
  • 高い伝送範囲:屋外ロケなど広い距離でも安心して使える。
  • ノイズ耐性:アクティブノイズキャンセルとリミッターの併用により、クリアな音声を維持しやすい。
  • 汎用性:スマホ・カメラ・Osmo系など、多くの撮影機器との連携が可能。

4. デメリット・注意点

  • 内部記録機能なし:トランスミッター自体に録音ストレージがないという指摘がある。  
  • 画面なしのレシーバー:レベルやモニタリングをリアルタイムで視覚的に確認するには限界がある。  
  • 完全プロ用途には機能不足:Lav(ラベリア)マイクを繋ぐための入力など、一部高度な用途には対応を外している。  
  • スマホ接続の制限:Bluetooth接続時、アプリや機種によって音源として認識されづらいという報告がある。 >
    “The mic mini doesn’t do internal recording … you need to connect the RX to a source storage”  
  • クリップ装着時の音質:ユーザーによってはシャツに付けると音がこもりやすいという声もある。  

5. 実際の使用シーン・おすすめユーザー

どんな人に特に向いているか:

  • Vlogger / 動画クリエイター:軽くて目立たないマイクが欲しい、移動も多い人に最適。
  • スマホ撮影中心のクリエイター:スマホと連携して使えるので、モバイルで動画を作る人に便利。
  • インタビューや収録が長時間になる現場:バッテリー持ちが良いため、長時間でも撮影に耐える。
  • 野外やロケでの使用:400m伝送範囲は、広いスペースでの撮影に強み。

使いにくい可能性がある人:

  • プロの音声モニタリングが必須な人:レシーバーに画面がなく、レベル確認しにくい。
  • ラべリア型マイクを隠して使いたい人:Lav接続などには対応しない。
  • スマホ単体で録音を完結させたいがBT接続の安定性が心配な人:Bluetoothでの安定性・互換性に制約の声あり。
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6. 評価・レビューまとめ

  • システムファイブも製品発表時に「小型化+長時間駆動」を大きな強みと紹介。  
  • TechRadarは「スマホファーストのコンテンツ制作者には非常に強力な選択肢」と評価。
  • Wiredでは、価格性能比の高さを評価しつつ、「完全プロ仕様ではないが、入門~中級には十分な性能」とコメント。  
  • 一方で、Redditユーザーからは「BT接続による録音でアプリ制限があった」「音質がクリップ時に変わる」などの実際の使い心地での指摘もある。  

7. 結論:買う価値はあるか?

結論として、DJI Mic Mini は非常に魅力的なワイヤレスマイクです。特に「軽さ」「携帯性」「長時間バッテリー」「安定伝送」を重視するクリエイターにとっては、コスパも含めて非常におすすめできる製品です。

ただし、完全なプロ用途(ラベリア運用、監視付き録音など)を求める場合は、機能の制約を理解したうえで検討したほうがよいでしょう。

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